言語と行為

先日、神戸の古本屋で見つけた本です。
言語行為論の出発点である、オースティンの講義録。
言語行為論は、発話することが事実を記述すること(コンスタティブ)とその発話自体の行為を遂行すること(パフォーマティブ)の二つの性質が発話(正確には言語)に共存していることを主張します。
この、言語行為論は、のちにデリダの脱構築や、コミュニケーションの語用論などに発展していきます。といっても僕はこのあたりはまだ触った程度で詳しくありません(だから今読んでます)。
というわけで、紹介。

言語と行為 言語と行為
J.L.オースティン (1978/07)
大修館書店

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思考のプロセスを丁寧に書いてくれるので、文章自体は読みやすいです。といっても簡単な文章と言うわけではないのですが。
まだ読んだばっかりですが、面白くなりそうです。

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