構造構成主義シンポジウム

研究生活でもないような気もするが。
さて、東京から帰ってきました。シンポジウムでした。
午前中は養老孟司先生の、「無思想の意識化」という話。基本は「人間科学」と、「無思想の発見」に書いている内容でした。一般の人を引き込む力はすごいなぁと感心。適度にくだけてて、でも納得できるところもあって面白かった。
第二部は西條さん、池田先生、竹田先生がしゃべる。お互いの立場を話した後で、それぞれの先生にそった思想のテーマについて、また話す。もう、二人とも話しとまんなくて面白い。竹田先生の話はわかりやすくて、哲学初学者でも十分理解できる内容だった。欲望相関性の話とか、聞きたかったんだけど、そうすると、たぶんもう止まらないんだろうな(笑)。
第三部は医療への構造構成主義の応用というか発展というか。メタ理論から、方法論など、さまざまな話を聞く。質疑も盛り上がったし、何より進行の先生がうまかったかな。しゃべってほしいことをしっかり絞ってたし。
そのあと、懇親会ではおなじD2の院生と知り合ったり、前の次世代研で知り合った人たちといろいろ話す。竹田先生とほとんど話しできなかったのが残念。いろいろ聞きたかったのに。
そのあとは・・・朝5時まで飲んでました(またかよ)。


3次会で、西條さんと社会心理学会で予定しているシンポジウムの話もちょっとする。確かに、ベースはすでにできてるので、そんなに難しい話じゃないと思うけど、いくつか課題がある。
1つは、伝え方の問題。原理である以上、どんな理論も包括しないといけない。なので、科学理論的な前提(根本仮説)をおいちゃうと、話の意義がなくなってしまう。でも、それじゃ正直、わかりにくというか、伝わりにくいんじゃないか。原理的思考の価値は、なかなか伝わらないし、伝えるのも難しい。
2つは、科学理論(研究)というコミュニケーションを基礎付けると同時に、コミュニケーションという現象を基礎付けようとしているという、二重性の問題。このややこしさは、コミュニケーションゆえに起こり得る問題だ。これをうまく整理しないと、たぶん聞いてるほうは混乱するだろうし、現に僕が混乱しつつある。
ほかにもいろいろあるけど、まとめると面白くなりそうだな。がんばろう。

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