ジュニ研メンバー勢ぞろい

今日はお昼からジュニ研でした。
日本の若手ソシオン論者のほとんどが集まる会合。なんと6人(涙)。
ソシオンやってる人(僕はやってるのかどうか不明だが)って、10人に満たないんじゃないだろうか。
まぁそれはいいとして、久しぶりな皆さんと近況報告やら、これからのことやら。ちょっとだけ、僕が書いた学会発表論文について議論ができました。何かしらコメントもらえたらうれしいな。30ページぐらいあったら、大体言いたいことはかけるんだろうけどな・・・。
で、この後もまた飲み会。行くかどうかわからんけども。


さてはて。私信が来たので恒例の私信返信。長いけど覚悟してね(笑)。
以前書いた、「A is B」 と「AはBである」は構造が違うのかどうか、という話。
あの文脈で言う構造ってのは、わざと明示的に書いてませんでした。それは、構造ってのが結局何なのかということをあの問いで浮き彫りにしたかったからなんだよね。文法とかいわゆるラングってやつを構造と見るならば、まぁ違うだろうなと。もし、A=Bという意味としてとらえるならば、同じともいえるなと(この場合、数学的文法を使ってるじゃないかとか言わないでね。抽象的な意味で、ということ)。
で、構造ってのはここでは一応、「共通了解を可能にするもの」という意味で使っています。構造主義科学論の構造と思ってくれていいです。
ここで、構造ってのはどっちなのか。この問いは、ある一般的意味を示すものとして構造と呼べばいいのか、言語の形式を構造と呼べばいいのかということを問題にしたいわけです。
A=Bというのは、同一性を示すなんらかの構造だけど、これは言語普遍的なのか。日本語でしゃべったら矛盾だけど、英語でしゃべったら矛盾がなくなるということがありえるのか。このように書くと、僕が構造=論理操作としてとらえてんじゃないかと思われると思うのだけど、半分はそうです。半分はまだわかってない。結構重要だなって思うことに、トートロジーの存在があるね。トートロジーはシニフィアンが何を指示していようと、トートロジーになるという意味で、先験的な気がする。わかんないけど。
じゃあ、言語の文法的形式はなんなのか。ソシュールが言うみたいに、文節恣意性とか連合規則の恣意性とか考えると、まぁ、文法なんてのは、わかりやすかったらなんでもよかったわけで。現に、日本語と英語は全然文法が違う。でも、なんか同じと思えるような(別の意味での)構造というのはありそうな気がする。さぁ、どっちを構造と呼べばいいのか。えっと、ループしているな。
という疑問を書いてみたという意味で、君の意見に僕も賛成です。でも、自分でもよくわかってないので、どうなのかなぁと問いを立ててみたわけです。
で、次ー(真似してみた)。
同じ公理系で話をしようっていうのは、構造構成主義的ではないと思います。でも、そういうのも暗にあるような気もしますが。まぁ、僕の理解を書いてみます。
構造構成主義は、違う公理系であっても、相手の公理系がなんなのか、それを理解する必要がある、ということを要請するわけです。自分の公理が唯一のものである、と考えてしまうと、違う公理を使って一貫した話をしていても「間違えている(飛躍している)」と思ってしまう、というわけですな。でも、間違えてるってのは、自分の公理系からすればって話で、相手がどんなことを言おうとしているのか(どんな公理を使ってるのか)に目を向ける必要がある、ということだと思います。
この「論理の飛躍」についての話から、いえるのはいくつかあると思ってて、
1.人は論理的じゃない思考や会話はできない
2.論理が飛躍したと思ったときこそ、相手の公理がわかりうる
3.論理の一貫性に敏感じゃないと、相手の公理が見えない
このように書くと、「間違える」ということはないのか、と思われるかもしれないけど、そうじゃない。ある公理系を宣言して、その立場で話をしますと言っておいて、違う公理を使ったら、それは飛躍になる。つまり、間違えたことになる。つまり、自分の立場を明確にしない人ほど、間違えたことに気付かないし、間違えてないと主張できることになってしまうということですな。
心理学にもいろんな前提があるし、話がかみ合わないことも多々あるけど、「ああ、そういう公理系なら、そのように判断するよね」と理解できることが重要なんだろうと思います。
いうなれば、自然数公理系だと当然、小数は許されないけど、実数公理系だと許される。ちょっと、たとえが悪いかな(笑)。
返信というか、ほとんど僕が言いたいことを言ったような。

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