Mplus万歳

久々に統計の話。
最近、哲学の波が去って、統計の波が来ています。それは・・・ついに念願のMplus+コンビネーションアドオンキター!というわけで、まるで新しいゲームソフトを手に入れた少年のように走らせています。
春にとった、「友人ペアの4回縦断データ」を分析しています。このようなデータでもMplusならマルチレベルSEM+潜在曲線モデルというコンボでウハウハ分析できます。つまり、ペア単位の時系列的な分析を一つのモデルで表現できるのです。う~ん美しい!
思いつく分析をちょちょっとやってみたところ、ある程度は仮説が支持された感じ。ふむ。
しかし、やっぱり「マルチレベル+潜在曲線モデル」は不安定だ。(完全情報)最尤法だと走らないことが多い。しかしMplusがすごいのは、Muthen最尤法(MUML:マルチレベルを従来のSEMの範疇で分析する方法)も搭載されていて、そちらなら走ることが多い。
そういや、Mplusの日本語の解説って、ほとんどないなぁ。まぁつかっている人が少ないから当然といえば当然か。
また気が向いたらここに色々解説を書きます。

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