実験などなど

近頃は、実験とかしながら、分析したり、博論書いたりと、まぁそんな日々です。
なので、これといって楽しいイベントがあるわけではありません。日記も滞るわけです。
でも今週末の土曜日には対人社会心理学フォーラムがあります。
岐阜聖徳学園の吉澤先生が発表されます。
詳細は続きにて。


○第 22回対人社会心理学フォーラム
日 時:2007年 11月 17日(土) 15:00開始
場 所:大阪大学大学院人間科学研究科 本館3階 33教室(予定) 
発表者: 吉澤 寛之氏(岐阜聖徳学園大学教育学部専任講師)
演 題:社会的情報処理による反社会的行動の予測と近接的・遠隔的影響要因 ―友人・仲間集団の反社会性と地域住民の集合的有能感の影響―
概要
犯罪・非行に代表される反社会的行動の予測因として、社会的情報を処理する際の欠陥が近年重要視されている。
こうした情報処理の欠陥を対象とする社会的情報処理アプローチにおいては、もっぱら児童期の子どもを対象として、状況や対象に依存した情報処理の問題が扱われている。しかし、青年期への発達に伴う社会的な文脈の複雑化や認知的発達を考慮した場合、状況や対象に依存しない高度な情報処理の問題を対象とする必要がある。本発表の前半では、高度な社会的情報処理の様態を指標化し、反社会的行動の予測性を検討した研究を報告する。後半では、社会的情報処理の適応性を子どもの社会化の指標として捉えなおし、同指標への近接的な影響要因と遠隔的な影響要因を検討する。近接的影響要因としては、身近な対人関係における影響として、友人や仲間集団の社会的情報処理からの影響を検討する。また、遠隔的な影響要因としては、子どもの社会化を促進・抑制する地域共同体からの影響として、地域住民が有する集合的有能感と当該地域での暴力事象発生傾向を取り上げる。
最終的には、これらの遠隔的要因が、社会化指標を媒介して、子どもの反社会性に影響を及ぼす包括モデルを検証する。
紹介
2006年3月 名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程修了 博士(心理学)
現在 岐阜聖徳学園大学教育学部専任講師(2006年より)
主な研究テーマ等
反社会的行動(犯罪・非行)を行う者の認知プロセス 反社会性に影響する環境的要因と自己制御の問題
主な論文等
「社会ルールの知識構造と社会的逸脱行為傾向との関連-知識構造の測定法を中心として-」犯罪心理学研究 第41巻2号 37-52頁 2003年
「社会ルールの知識構造から予測される社会的逸脱行為傾向-知識構造測定法の簡易化と認知的歪曲による媒介過程の検討-」社会心理学研究 第20巻2号 106-123頁 2004年
「社会的情報処理モデルによる反社会的行動研究の統合的考察-心理学的・生物学的・社会学的側面を中心として-」名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(心理発達科学) 第52巻 95-122頁 2005年
「研究レポート 社会的ルールの知識構造が逸脱行為に及ぼす影響プロセスの検討(平成16年度若手研究助成優秀論文)」季刊 社会安全 第61号 31-39頁 2006年 等
その他・受賞等
2005年 日本学術振興会特別研究員DC2(PDへ資格変更)
2006年 日本学術振興会特別研究員PD(~2006年)
2007 Harold W. Stevenson Travel Award for International Scholars, Sciety for Research in Child Development. 2007年3月 等
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