間主観性と公共性

M1に「覚えておけ」とか「やかましい」などといわれている、D2の清水です。どうやらどこかで後輩教育を間違えた模様です。
さて。本の紹介。まだ読み終わってないけど、「こういう本を一度は読んでみたかった」感じの本なので紹介しておきます。
間主観性と公共性-社会生成の現場
ニック・クロスリー


現象学の他我問題からはじまり、コミュニケーションを個人の主観に還元せずに考察する、哲学書。心理学やコミュニケーション学とはちょっと違います。
ヘーゲルから、フッサール、メルロ=ポンティ、そしてヴィトゲンシュタインやミードといった現象学、言語行為論を丁寧に追っていって、筆者の主張を浮き彫りにしていく感じです。まだ途中なので筆者の主張の全貌は見えてませんが。
中心テーマは「人々のコミュニケーションは間主観性という公共空間において初めて可能となる」ということだと思いますが、僕としてはそれを言い切るまでのプロセスが気になるところです。
そして、この問題を社会心理学はずっと逃げてきてたんだなと思うわけです。そろそろ面と向かって間主観性を考える時期なのかなと。
読み終わればコミ研とかでもとりあげたいですな。

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