社会心理学研究

ようやく、社会心理学研究の22巻3号(2月号)が来ました。
なんていうか、つまり、その、僕の論文が載ってるんではしゃいでみましたよ的なアレですよ(意味不明)。やっと掲載ページが決まったのでホッとしてます。
清水裕士・大坊郁夫 2007
恋愛関係の相互作用構造と関係安定性の関連:
カップルデータへのペアワイズ相関分析の適用
社会心理学研究, 22, 295-304.
データは卒論のものですが、分析とかは当然変わってまして、タイトルのとおり、ペアワイズ相関分析を使ってます。一番付き合いが長く、一番いじくりまわし、一番苦労したデータであるといえますね。
PDF化してブログなどに載せてもよいみたいですが、いろいろややこしそうなので、まだしません。
初めての大きな学会の学術論文なので、はしゃいでみました。すみません。


なお、ペアワイズ相関分析というのは、ペアデータをペアレベルと個人レベルに分割して、それぞれのレベルで分析ができる統計的手法です。
このブログで紹介している、マルチレベル共分散構造分析のペア版と考えてもらって結構です。これからは、ペアワイズ相関分析なんか使うメリットないですね(自己否定?)。
でも、この分析法にめぐりあったからこそ、今の僕がいると言って過言じゃないです。修士論文もペアワイズ相関分析使ってましたし。この分析法をマスターするためにいろいろ勉強してたら、いつのまにか統計学にも強くなってました。
とまぁ、思い出にふけってみたわけです。この論文が世に出たことは、僕にとって、とても意味があることだなぁと今になって実感しています。

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