前までβ版だったのですが、HAD9.3に正式にバージョンアップしました。
HADはこちらからダウンロードできます。
主だった分析の機能はβ版と変わらないですが、ちょっとだけマイナーな機能が増えました。
ついでに、ベータ版で増えた機能はこちらの記事を参照してください。
1.値ラベルを設定できるようになった
2.ヒストグラムの級数を設定できるようになった
3.クロス表をデータとして入力できるようになった
4.信頼性分析ができるようになった
1.については、カテゴリカルデータの場合、値にラベルを付けることができます。分散分析や対応分析にそれらのラベルは反映されます。
2.については、今までヒストグラムは最大級数は12で固定されてましたが、自分で最大級数を設定できるようになりました。
3.については、手元にクロス表しかないような場合でもポリコリック相関や順位相関、連関係数などが計算できるようになりました。また、対応分析もクロス表から分析可能です。
4.今までα係数は相関分析や因子分析で計算できましたが、それ専用の機能として追加しました。加えて、変数を削除した場合のα係数や、合計得点との相関などが参照できます。
その他、インターフェイス上のバグなどを直しました。
以上です。