効果量などを出力するようにしました

現在アップしているHAD9.62ですが、出力を少し増やしました(HAD9.624)。

HADについてはこちらを見てください。

 最近、心理学でも効果量の報告が当然視されるようになってきました。 日本でも、「伝えるための心理統計」の出版のおかげで、だいぶ注目されるようになってきました。 そういう流れもあって、HADでも効果量を出力するようにしました。

 ただし、効果量は現状r族のものだけに限っています。 また、ωはサンプルサイズが等しいときの式しかわからないため、採用はやめました。 一般化効果量も、かなり複雑な計算が必要なため、今回は見送りました。

  • ・t検定  rを出力します。
  • ・分散分析  (偏)η2乗を出力します。
  • ・回帰分析・多変量回帰分析  β(標準化係数)を出力します。
  • ・ノンパラ検定  rとη2乗を出力します。

また、推定値の95%信頼区間も出力するようにしました。 ただ、差の信頼区間は出力しません(多重比較にボンフェローニ系を使っているため)。 それに伴い、グラフのエラーバーも標準誤差と95%信頼区間からどちらかを選べるようにしました。

変更点は以上です。

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