HAD10.2をアップしました。
増えた機能は以下の通りです。
- 改良k-means法によるクラスタ分析ができるようになった
- グラフの設定ができるようになった
- ほぼすべての分析でラベルによる出力ができるようになった
- 回帰分析・一般化線形モデルのグラフにもエラーバーが出力できるようになった
1.については,豊田・池原の尤度を用いたk-means法を実装しました。尤度を用いたk-means法については,別の記事で紹介しますが,従来のk-means法に比べて格段に性能が上がっています。
2.については,グラフの出力を設定でいじれるようになりました。枠線を消したり,エラーバーを標準誤差にするか95%信頼区間にするかを選択できたり,と細かい設定ができます。
3.については,ラベルによる出力をチェックすると,分析結果をすべてラベルで出力できるようにできますが,今まで対応していなかった分析法についても対応しました。
4.今までエラーバーは分散分析でしか出力しませんでしたが,回帰分析や一般化線形モデルでも出力できるようにしました。
変更点は以上です。特に致命的なバグの修正などはありません。