あけましておめでとうございます。

 

あけましておめでとうございます。2017年になりました。

最近このブログはStanのことしか書いてなかったので、久々に近況報告というか、日記的な記事を書いてみようと思います。

2016年を振り返ってみると、もう1年中Stanやっていた記憶しかないです。嘘ですけど。でも、そういいたくなるぐらい、Stanな年でした。

Twitterをみてくれている人は、「清水はStanで遊んでばっかり」と思われているかもしれませんが、あながち嘘ではないです。しかし、それらの遊びは研究にもつながっていて、去年は個人的にもなかなかヒットなアイディアを思いつきました。

去年の社会心理学会で発表した、母集団分布を推定する項目反応理論ですが、これはStanをいじり倒してないと思いつかなかったし、実現もできなかったと思います。今年はこのアイディアに肉付けする作業をしていきつつ、次のアイディアにつなげていきたいと思います。5月に行われる選挙学会で発表予定です。

それ以外にも、潜在ランク理論の論文(第二著者)が刊行されたりとか、ベイズ推定したり(行動計量学会で発表)とか、潜在ランク理論についての章を書かせてもらった本が出たりとか、結構、潜在ランク理論にお世話になったような。というか、潜在ランク理論をStanで実装するためにごちゃごちゃ遊んでたら、上のアイディアができたようなもんなので、遊ぶのも大事。いまググってびっくりしたけど、「潜在ランク理論」で検索したらこのブログが一番上に来ましたよ。

あと、おととしの12月末に書いた論文が、去年の12月にアクセプトもらいました。特集論文だし日本語だし、それほど威張れるもんでもないですが、査読はここ最近で一番厳しかったw おかげさまでかなり修正させてもらって、まともな論文になったと思います。また詳細は後日報告します。とりあえず論文全然かけてないので、今年は頑張ります。

ああ、そういえば一応HADの論文も出ましたね。HADについては、今年さらなるパワーアップを遂げる予定です。こうご期待。今まさにやってるんですが、結構つらい・・・(疲れたのでブログ書いてる)。

秋学期は卒論生に手伝ってもらって、実験をやってました。これも結構大変だったけど、結果は良い方向に出ています。まだデータが足りてないので今年も引き続き実験やります。そもそも、今持ってる科研はこの実験のためのものなので、頑張らないと。結果は今年の社会心理学会かグループダイナミックス学会で発表する予定です。

ベイズ関係の講演も、たくさん依頼をいただきました。去年は6本。すでに今年1本お願いされてたり。Stanで遊んでるとそれはそれでいろいろいいこともあるもんです。みんなStanで遊ぼう。

あと、11月からはアヒル本の読書会もやってます。これは今年も継続していく予定です。僕もとても勉強になります。

振り返ると統計の人みたいな感じになってますね・・・ 一応実験結果とか調査結果は今年報告できそうなので、今年は社会心理学者として活躍したいです(おい 本年もよろしくお願いします。

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