さて、実は昨日から東京に来ています。
今日から行動計量学会があり、参加しています。
正確には学会は明日からで、今日はセミナーがあってそっちにも行ってました。
グラフィカルモデリングという方法論についてのセミナーでした。
グラフィカルモデリングとは、変数間の相関構造の中で、擬似相関と思われるものをどんどん間引いていって、最小限の有効な相関構造だけを取り出そうとする方法論です。
別の言い方をすれば、無駄な直接効果をなくし、できるだけ間接効果で表現しようとする方法です。なので、パスの数は減るけど適合度は維持されるわけです。
今までは、有力そうなパスを仮説や研究者のある種の勘でつくっていたモデルを、定量的に方法論化したものであるといえます。
これを使えば、変数間の関連についてかなりシェイプアップできるので、SEMのモデリングがかなり楽になると思います。分析方法というよりは、お助けツールみたいなもんでしょうか。
明日も楽しみです。