HAD14.50をアップしました。
今回のバージョンアップでは,次の3つの機能を追加しました。
1.データが文字列でも読み込めるようになった
2.回帰分析や一般化線形モデルで単純効果分析を行う際,スライスする点を任意のSD倍に変更できるようになった
3.説明変数が1つの場合の一般化線形モデルにおいて,予測直線(曲線)を表示するようになった
また,Office2016で動作確認を行い,対応しました。
文字列データの読み込みと変換
これまでHADでは数値データしか入力できませんでしたが,ver14.5からは文字列も入力できるようになりました。文字列を含んだ変数は,クロス表,t検定や分散分析の独立変数,名義ロジスティック回帰の従属変数,数量化分析,潜在クラス分析で利用可能です。それ以外の分析では利用できません。
下のように,文字でデータを入力しても・・・
また,文字列データをダミー変数や,名義的な数値データに変換できます。
任意のSD点でスライス
これまでHADでは±1SDでしかスライスできませんでしたが,1.5SDなど,任意の点でスライス可能です。
予測値のグラフ表示
説明変数が1つのときに限りますが,重回帰やGLMなどの分析で,予測曲線をグラフ表示する機能が加わりました。