関西学院大学 応用心理科学研究センターでDyadic analysisについて講演します。
タイトル : Dyadic dataを飼いならす!-二者関係の相互影響を明らかにするための方法論-
概要 :社会的相互作用を研究するためには、個人のデータだけではなくペアや集団単位でデータを収集する必要がある。しかし、会話データや夫婦関係などの二者関係データ(Dyadic data)は、ペア内で得点が類似しているため扱いが難しい。それは、それぞれの個人を独立に扱っても、ペアで平均化しても適切な分析を行うことはできないからである。今回は、そのような二者関係データをより適切に、また有効に分析する方法をいくつか紹介する。これらの方法を用いることで、個人間の相互影響プロセスを検討できるだけでなく、ペアレベルの変数が個人に与える影響を明らかにすることができる。当日はこれらの分析の説明と適用例、そして分析を行うためのソフトウェアを紹介する。
第2回CAPSインタラクション研究会のURL
http://kg-caps.com/information/2011/06/03/capssemi2/
関西学院大学文学部の方以外は、事前連絡が必要です。
お手数ですが、応用心理科学研究センターの村山綾さん(murayama@kwansei.ac.jp)までご連絡ください。