HAD9.41をアップ

先日アップしたばかりのHAD9.4ですが、バグ・不具合の修正と新機能追加でバージョンアップしました。
こちらからダウンロードできます。
※9.40には致命的なバグがありました。9.40をダウンロードした方は9.41の方をご利用ください。
 毎回気を付けてはいるのですが、申し訳ないです。
まずはバグの修正報告から。
1.順序ロジスティック回帰分析で欠損値があるデータの分析結果が正しくない不具合を改善
 (致命的なバグで申し訳ありません・・・)
2.多変量回帰分析の計算途中でオーバーフローする場合がある不具合を改善
3.級内相関係数の計算方法を変更(一元配置から二元配置へ変更)
4.その他インターフェイス上のバグを修正
次に、新機能について。
1.名義ロジスティック回帰分析を追加
2.計算時間が長くなる場合、途中で中断することが可能になった
3.順序尺度の一致係数を追加
1.は、名義尺度を目的変数とした回帰分析です。判別分析とほぼ同じ方法ですが、推定方法が異なります。
 グループ判別表なども出力します。
2.はHADは計算速度が遅いため、長い計算を実行した場合に途中で中断できるようにしました。
 3秒以上たつと、中断するかどうかを尋ねるウィンドウが表示されます。表示したままでも計算は実行しています。
3.順序尺度の一致係数であるケンドールの一致係数と、それを級内相関と比較可能な値に変換したものを出力するようにしました。
変更点は以上です。

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