さて、日本心理学会に来ています。
ポスター発表やらワークショップやらいろいろ見ました。
今回面白そうだなと思っていたのはスピーチアクトと社会関係のワークショップ。
メンバーがそもそも面白そうだったし、実際内容も面白かった。
しかし、いくつか疑問点も。事実確認的と行為遂行的という区別をしたうえで、結局は行為遂行的なものだよね、という主張をオースティンもするわけだけど、そこからスピーチアクトによって共通基盤を作っていけるというのはおかしい。
共通基盤を確認するためには、事実確認的である必要があるが、それがそもそも不可能だと主張しているからだ。これは自己矛盾ではないか。やはり、共通基盤が必要だという信念は強固なのだろうか?そのあたりは非常に興味深かったが、質問する時間がなかったのが残念だった。
今日はお昼から面白そうなセッションがあるのでいってきます。え、なぜこんな時間にブログを書いているかって?フフフ。