第14回広島社会心理学研究会(10/25)

 
 

 

以下の要領で,第14回広島社会心理学研究会(HSP)を行います。

興味ある方はぜひご参加ください。

懇親会参加希望の方は,清水までご連絡いただければと思います。
simizu706[あっとまーく]hiroshima-u.ac.jp

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第14回 広島社会心理学研究会

広島大学大学院総合科学研究科社会心理学研究室では、
主に若手の社会心理学者で活発に議論をする場を設けるため、
広島社会心理学研究会を開催しています。
下記の要領で研究会が開催されますのでお知らせします。

日時:2014年 10月25日(土) 15:00~18:00

場所:広島大学(東広島キャンパス) 総合科学部事務棟3階 第一会議室
http://www.hiroshima-u.ac.jp/top/access/higashihiroshima/

研究会後、懇親会も予定しています。
参加ご希望の方は人数の確認のため前日までにご連絡ください。

発表者
池田功毅(学振・中京大)・平石界(安田女子大)・横田晋大(総研大)・中西大輔(広島修道大)
(当日の報告は池田さんと平石さん)

題目
福島原発事故による健康被害へのリスク認知

発表概要
国連の委員会UNSCEARやWHOは、東京電力福島第一原子力発電所事故に関連した被曝による健康上の被害や死者は生じておらず、今後の被害予測も小さいと報告している(WHO,2013; UNSCEAR, 2014)。
一方で平石ら(2013)は、日本全国740名を対象としたWeb調査において、原発事故による死者数ならびに健康被害者数の推定値の中央値が、それぞれ50名と300名であったことを報告している。すなわち公的機関の報告と一般市民のリスク認知にずれがある。こうした”過度にネガティブな反応”の背後には、リスク認知に感情反応が関わっている可能性がある。そこで様々なリスク要因への認知,感情,情報源への信頼などの関連についてWeb調査により検討した。その結果、他のリスク要因と異なり、放射能関連リスクについて特定的に、認知と感情の強い関わりがあることが示されてた。
本研究会では、我々の分析結果を報告しつつ、より適切な分析手法について、参加者からの意見を得たいと考えている。よろしくお願いします。

https://sites.google.com/site/hiroshimasocialpsychology/

 

 
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