某研究会で発表したモデルのコード

TokyoR#53で発表しました。

発表スライドは以下です。最後まで見てもらえばわかりますが,実際にこの方法で合否決定はしてません。ネタスライドとして楽しんでもらえればと思います。

 

スライドは画像で張り付けちゃったので,stanコードを置いておきます。簡単な解説も下に書いてます。

 

データとして入れるのはランク数K,サンプルサイズN,変数の数N,そしてデータセットです。

推定するパラメータはロジット変換した正答率,ガウス過程のハイパーパラメータであるη,λ,σ,そしてqとαはディリクレ過程で使うパラメータで,これらはtransformed parametersで混合率πの計算に使います。

transformed parametersでは上から順番に,ガウス過程のカーネル関数の計算,ディリクレ過程のπの計算,最後に混合ベルヌーイ分布の尤度の計算です。今回は 2値データなのでベルヌーイ分布でしたが,任意の分布に変えることができます。もちろん,それに合わせてパラメータも変わりますが。

modelでは事前分布を指定して,あとはincrement_log_probに尤度を入れて終わりです。

generated quantitiesでは各ランクで項目ごとの正答率と,1問配点5点とした場合の期待得点を計算しています。

もし「ここ変だよ!」とかあったらご指摘ください。

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