HAD9.15をアップしました。
ここからダウンロードできます。
今回の変更点は、
1.9.14にあった、いくつかのバグ(特に分散分析の単純効果分析、インターフェイス上のバグなど)を修正しました。
2.「変数の作成」ボタンを追加し、尺度得点(合計値や平均値)や変数の2値化(平均値や中央値の分割)を簡単に計算できるようにしました。
3.上の機能追加に伴い、記述統計量に「中央値」を出力するようにしました。
2の機能については、因子分析を使えばこれまでも可能でしたが、もっと簡単に尺度平均値を計算できるようにしました。
ただ、逆転項目がある場合は因子分析のほうを使った方が、自動で逆転してくれるので便利です。
また、変数の2値化とは、連続変数を高群と低群、というように2つのグループに分けて分析したい場合、平均値か中央値を使って分割します。低群を0、高群を1にコードします。複数の変数を一気にコード化できるので、便利です。
9.15は全体的に9.14よりは、かなり安定していると思いますが、おそらくまだバグは完全にはなくなってないと思います。
もしミスやバグを見つけたら、報告していただけるとすごい助かります。