社会行動研究会で開催される、マルチレベルモデル講習会の講師を担当することになりました。
8月18日(月)、東洋大学で行われます。興味ある方は、ご参加いただけたらと思います。
今回の講習会は結構長い時間をとってもらっているので、理論編はわかりやすく、実践編はソフトウェアを使いながらじっくりやっていきたいと思います。初学者向けなので、マルチレベルモデルのことを知らない人も、ぜひお越しください。
なお、この講習会ではSPSSと、このサイトからダウンロードできるHADというソフトを使います。ご自分のPCで分析したい、という方はSPSSかHAD,あるいは両方をPCに入れておいてください。
以下、告知文です。
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東洋大学HIRC21および社会行動研究会の共催による講習会を
下記のとおり開催いたします。ぜひ皆様ご参加ください。
【マルチレベルモデリング講習会】
日時:8月18日(月)11:00~18:00
講師:清水裕士先生(広島大学大学院総合科学研究科 助教)
概要:
社会心理学では、集団単位にデータを収集することが多くある。その場合、
集団単位の情報と個人単位の情報が両方含まれる、階層的なデータ構造となる
ことが少なくない。
本講習会では、階層的データを分析するための手法である、マルチレベルモ
デルについて理論と実践の両方についてお話する。具体的には、階層的データ
とはなにか、なぜマルチレベルモデルが必要なのかについて解説し、最もよく
用いられる階層線形モデル(HLM)を例に実際に分析する流れについて説明す
る。使用するソフトウェアはIBM社のSPSSと、講演者が作成したフリーソフト
ウェアであるHADを用いる。時間があれば、RでのHLMについても触れる予定で
ある。
講演は、マルチレベルモデルについてまったく知らない初学者を対象として
いるため、事前知識は基本必要ない。ただし、回帰分析や基礎的な統計的検定
についての知識を持っている学生、大学院生、研究者を想定している。
場所:東洋大学白山キャンパス
理論編(11:00~)6号館2階6218教室
実践編(13:30~)3号館3階3303教室
交通アクセス http://www.toyo.ac.jp/site/access/access-hakusan.html
構内図 http://www.toyo.ac.jp/site/campus/campus-hakusan.html
* 参加費無料、事前登録は不要です。会場に直接お越しください。
* 昼食のご用意はございませんので、各自ご持参いただくか、会場付近のコ
ンビニエンスストア・レストランをご利用ください。お昼休みは1時間程度の予
定です。
* 実践編は、大学のパソコンルームにて開催します。学外の方もご利用いた
だけるゲスト用アカウントをご用意しておりますので、個人のパソコンをご持
参いただく必要はございません。もし個人のパソコンを持ち込む場合には、あ
らかじめ講演者のWebサイト (https://norimune.net/had) からHADをダウン
ロードしてきていただけますと幸いです。HADはMicrosoft Excel上で動くソフ
トウェアで、WindowsおよびMacに対応しています(Libre Officeでは動きませ
ん)。また、ExcelのバージョンはWindowsの場合2007以上、Macの場合は2011
以上に対応しています。
お問い合わせ先: skk.society@gmail.com (社会行動研究会幹事)
社会行動研究会HP:https://sites.google.com/site/skksociety/