Category Archives: 心理統計学
回帰分析における頑健な標準誤差について(ロバスト標準誤差)
平均値の差の検定における,等分散性の仮定 知っている人も多いと思いますが,二郡の平均値の差の検定(t検定)を行う時,群ごとの分散が等しいという仮定があります。 2群の分散が等しくない場合,検定結果は正しくなくなります … Continue reading
分散分析における効果量の計算
HAD10.3以降,分散分析の多重比較にd族の効果量を表示するようにしました(以前は相関係数だけ表示していた)。今回の記事では,d族の効果量の計算方法について触れます。 平均値の差の検定(t検定)の効果 … Continue reading
マハラノビス距離を用いたk-means法
先日,HAD10.204をアップしました。そのときに新機能として搭載したのが,マハラノビス距離を用いた非階層クラスタ分析(以下,改良k-means法)です。 さて,この方法は,豊田・池原(2011;心理学研究 … Continue reading
Mplusの使い方 入門編と中級編
先日広島大学で行われた、Mplus講習会の資料をアップしました。 資料は2種類あって、最初のは導入・入門編で、2つめは中級編です。 Mplus導入・入門編 Mplusの使い方 初級編 from Hiroshi Shimi … Continue reading
従来の推定法とベイズ推定法の違い
ベイズ推定って、最近はやってきてますね。僕も流行りにおいて行かれないように勉強しています。 理論的な話や数学的な話はいろいろWebや本をあされば出てきますが、実用面とか解釈面について言及しているものは少ないですね。 今 … Continue reading
因子分析における因子軸の回転法について
前回は、因子分析の因子抽出法について書きました。その続きになります。 因子軸の回転法は、大きく分けて2種類あります。 特定の回転基準を設定して、回転させる方法 他の因子負荷量行列を参考にして、それに最も近くなるように … Continue reading
因子分析の因子抽出方法について
因子分析をする場合、方法として抽出法と回転法を選択する必要があります。 しかし、様々な抽出法・因子軸の回転方法があり、かつ、それらがどういうアルゴリズムで計算されているのかわからないことも多いと思います。最近 … Continue reading
AmosでマルチレベルSEMを実行する方法
最近マルチレベルSEMに関する質問も増えてきました。なので、昔僕が書いたファイルを公開しておきます。 マルチレベルSEMを実行するためのソフトウェアといえばMplusやEQS,MLwinなどがありますが、SEMのソフト … Continue reading
縦断データのマルチレベル分析 資料
広島大学教育学部で行った、縦断データのマルチレベル分析講習会の資料をアップしました。 こちらからダウンロードできます。 zipファイルの中には、講習会で使ったサンプルデータとPDFにしたスライドファイルがあります。初心者 … Continue reading
マルチレベル分析講習会(縦断データ編)のお知らせ
広大教育学部で、以下のような感じでマルチレベル分析講習会の講師をやります。 興味ある人は学外の方でもOKみたいなのでぜひご参加ください。 下にも書いてますが、ソフトウェアはSPSSを使います。 リクエストがあればRやHL … Continue reading